The Boredom’s Yoshimi: 22 Questions 22 Years In Japanese

Tom Tom Magazine(以下略): 22年間を通して、「一番思い出に残るライブ」というのはありますか?
YOSHIMI(以下略):92年に初めてアメリカにツアーにいく時、その頃ギターリストでボアダムスに在籍してた山本精一がいきなりパスポートが無いと、出発の朝4時頃に電話して来たときは度肝抜かれましたね。NYに到着したら「僕運転手ですが、ギターも弾けます」と言ってくれたTIMとリハして、TIMとライブしたボアダムスとか思い出してます。TIMはジャドフェアとSYのスティーブとバンドしてましたね。
95年にはロラパルーザというフェスに出演した時、初日がラスベガスだったんですが気温が50度くらいになっていて、ドラムスローンに座った瞬間椅子がおしりにひっつくくらい熱してたので、飛び上がってドラム叩いてましたね。その時から右シンバルを高くあげて、椅子から飛び上がって叩くスタイルをやり始めたような、、。
50度と言えば、93年にニューヨークのニッティングファクトリーってクラブがまだハウストン通りにあるころ、室内に客が混みすぎて温度が50度以上に上がり、まるでサウナの中でのライブのようで全員ぐったりと演奏してたのも印象ありますね。お客さんに来てたジョーン・ジェットがほぼ服を脱ぎ捨てて、一番前で私たちを扇いでくれていたのも印象に残ってます。自分も相当暑くてしんどかったろうに、、。
1998年に、ボアダムズに参加する前は、どれ位の期間のドラム経験がありますか?
2年くらい、UFO OR DIEってバンドをEYEとやってて。あとは中学生の時、音楽室に置いてあったドラムセットにこっそり座ってみたことはありますが、叩いてないで、撫でてました。
ピッチフォーク・メディアで、「インプロビセーションにから生まれた曲でも、構成が加えられたら、それはすでにインプロビゼーションではない。」という、OOIOOのYOSHIMIのインタビューを読みました。曲がインプロビゼーションで無くなることについて、意見や思いはありますか?
バンドってよく、おのおのが勝手に音を出してなんとなく合わせたりしてる時、知らない間に本当に面白い瞬間を作り出してる時があるじゃないですか、無意識に。そこで、その瞬間パッとやめて、今何やってた?凄くよかった。もう1度やってみて?って。でもやろうとすると、無意識を意識でなぞるもんで、絶対最初のようにはいかない。それでも、良かったその即興の瞬間を思い出して、それを元に曲を作っていくのは即興の面白さとは別にもっと面白かったりします。そういう曲でライブをやったりするんですね。なので良い、悪いなど無いと思われます。わたしがボーカル&ピアノをやってるSAICOBABAは、常に完全に即興演奏でライブをします。YOSHIMIO&JIMOって名前でジム・オルークとのデュオの時も全く即興です。そういった即興のみでのライブをするのは、当たり外れがあるのも悪いので、いつも面白くできるようにピンと来るものを受け入れるいい器でありたいという、人間という動物磨きなのかもしれませんね。
相反して、ボアダムズの曲は詳細までとても細かく構成されていると思うのですが、それをバンド全体が常にタイトに演奏できる、そのバンドのコアの要素はなんですか?
ライブごとに演奏は違いますが、こと細かく構成を決めますね。即興的な部分もありますが、合図から合図の間のみとか、少しだけです。身体が覚えないとできないような構成なので、ライブ前にはめちゃくちゃリハをしますね。あ、ライブが無くてもしてますね。もはやライブ前にはボアダムスをやるために訓練された人間のような感じです。
例えばロックやジャズ等のスタイルに比べて、細かく構成された音楽の魅力とは何ですか?
とにかく身体はもう構成通り勝手に動いてるので、感覚が魂離脱してるような感じで色んなものを冷静に見れています。おもしろいですよ。ずーっとドラム叩いててもそんな疲れないし、、例えると、長ーい呪文を間違わないように唱える練習をして、本番ライブでちゃんと唱えることができたら、パカーンと次の新しい世界を開くことができる感じです。
ボアダムズやハナタラシのラめの頃の時期には、ムチャクチャなライブの噂を良く聞きます。ライブ中、「コレはヤバい」と思ったようなことはありますか?
ボアダムスでヤバいとおもったことは、、、昔ドラム叩くのをやめて客席にダイビングした時に、客に胸を揉まれて、反射的に揉んだような顔してる人殴ってしまったら「僕じゃないです」と言われた時かなー、、。すみませんでした。
ドラマー人生の方がドラムを叩いていない人生より長いですが、そのことについてどう思いますか?
ある音楽ライターの人から聞いた話によると、同じバンドでドラムという楽器を20年以上叩き続けている女性は他にいないらしいです。ギネスブックに登録したら?と言われましたが、そういう興味もないし、、。私の中ではボアダムス=ドラムなのかも。
ドラムを覚える前は何をしていましたか?ハマっていたものはありますか?
木製の織り機でタペストリーを織ってました。がんがん大きなものを織ってました。
夢のドラムキットはどんなドラムですか?
シンバル叩くと風がふいて、スネア叩くと虹が出て、バスドラ踏むと木が生えて、トムトム叩くとオーロラ見えたり、、。
子供の頃はどんな環境で育ち方をしましたか?今のYOSHIMIのドラムや音楽に影響を与えていることはありますか?
一人っ子で父も母も音楽は大好きな人達ですね。特に母親は手先が器用で絵もうまかったです。母がピアノの先生をしてることもあって、自分もピアノを習ってました。でも楽譜を見て弾くのは苦手でした。黒鍵の音が好きでした。
特に日本人の親は自分の子供に、まして女の子には、ドラマーになることをサポートしたり、なるように勧めたりしませんが、どのようにドラムに携わるようになったのですか?ドラムや音楽をやることをサポートしてもらえる環境にありましたか?
18歳の頃、美術大学のテキスタイルデザイン科に在籍していた時に、EYEと知り合いました。EYEに「YOSHIMIちゃんはドラムを叩いたらいいんちゃうか?」と言われ、へえ、ドラムかあと思い、そこからドラムに興味を持ちました。と言うか、すぐドラマーとしてライブに出ることになり、すぐボアダムスのドラマーになりました。叩いたことは殆ど無かったけど、音楽を点で表わすような気持ちでドラムを叩きまくりました。周りの人も面白いと言ってくれました。私も、ドラムって本当はどうやって叩くんだろうと思いつつ、ボアダムスの曲作りをしながらドラムを叩いてる自分を面白がれていました。親は私のやっている音楽が大好きだったようですね。今でもです。なんかようわからんけどもの凄い!と言ってくれます。
22年間のうち、個人的に最悪のライブとはどんなライブでしたか?
あまりよく覚えてないんですが、NYCでのライブのアンコールの時、突然すべてが嫌になって、曲の途中で叩くのやめて楽屋に帰ったことがあります。あとにも先にもこの心境になったのはこれ一度だけなんですが、生理前であったのは確か覚えてるんだけど、生理前だけでここまで最悪なことを起こしたことはないですね。これは自分の中で最悪のライブです。いい演奏だったと思うんですが、途中でやめるなんて最悪です。申し訳ないって気持ちしか覚えてないです、、。
Boredrums で一緒に叩かれているのドラマーの一人が、YOSHIMIは「決して起こらず、間違ったとしても、笑って自分の間違いを受け入れる」と言っていましたが、そうできる秘訣はなんですか?
もうライブになったら、間違いなんてその音楽には無いと思うし、自分の間違いも笑ってごまかしてるし。
演奏をすることで幸せを感じる部分というのはどの部分ですか?
いい演奏をすると精神力が上がっていく感じはします。
また、YOSHIMIのドラミングはとてもピュアだと思います。常にピュアな心で、クリアーな頭でドラムにのぞむというのはかなり難しいことだと思うのですが、そのためにやり続けていること、信じているもの、生活においての精神統一等はありますか?
無いです。
ボアダムズはYOSHIMIが参加した後も、音楽のスタイルが様々に変化しました。ドラマーとして、好きな時代というのはありますか?
いつも「NOW!」が好きなので、今です。昔が良かったなーとかあまり思わないです。
次にやりたいことはなんですか?
ドラムの練習。
日本人のアイドルは、好きな食べ物を聞かれたらイチゴショートと言う答えが定番ですが、ボアダムスのYOSHIMIIの好きな食べ物とはなんですか?
パクチー
YOSHIMIの音楽は、トライバルやラーガの要素を取り入れた音楽にエレクトロニックサウンドを掛け合わせた感じの曲のスタイルが目立ちますが、それらのサウンドに心打たれるのはなぜですか?
その源の音楽は私にとってはパンクの衝動と同じようなもので、頭に浮かぶメロディーをロックバンドのフォーマットで演奏してるから、そういう捉えられるのかなと思います。自分はあまり西洋音階には反応しないようです。音と音の間の音が好きです。
子育てと音楽活動との両立を、ライブやツアーも含めてどのように考えていますか?
子供は2人います。七歳と一歳の女の子。既に、一歳にならないうちから海外のツアーに連れていってますね。父親に(来れない時はベビーシッターに)一緒に来てもらって、ライブ中はもちろん見てもらってました。乳やりながらドラム叩くのは、あまり相性良くなかったですが、それを普通にやってましたね。子供を産んだ後もなにも音楽活動に支障は無かったと思います。もちろん周りの協力も多々あります。感謝してます。
ドラマー人生において、男女としての違いを感じたことがありますか?
あまりこのドラムは女だ男だと意識しまくって聞いたことは無いvですが、どちらかが劣るとか、そんなの無いと思います。男でも女でもその音楽性やメロデーに対して面白いリズムをつけてたりすると、おお!と反応しますが。
YOSHIMIの言葉で言うと、素晴らしいドラマーとはどんなドラマーですか?
メロディックなドラムを叩ける人は素晴らしいとおもいますね。
あと、めちゃめちゃ練習した努力の賜物みたいなドラマーの方には超憧れますね。

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